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準備書面について

証人尋問における高度な技能

当事務所では、準備書面における主張・反論も可能な限り綿密に行っています。準備書面とは、当方の言い分を記載して、裁判官にその言い分を認めてもらうよう、受け入れてもらうよう説得するための書面です。

ですからその内容がいい加減なものである場合には、逆に裁判官においてその主張に懐疑心を持つことにもなりかねません。当事務所ではその点に留意し、準備書面の記載には十分な配慮を行い、できるだけ証拠や過去の判例を引用し、客観的な視点からも当方の主張に説得力を持たせるよう努力しています。

準備書面における反論では、相手方の主張の矛盾や問題点を具体的に指摘して、相手の主張の信用性を減殺することがねらいです。ですから、この点も客観的な証拠や判例を引用しながら、論理的な意見を展開することとなります。

いずれにせよ、準備書面は文章における裁判所の説得という意味を有していますので、その内容は証拠や判例のみならず、社会通念、条理に根ざしたものでなければならないということになります。当事務所ではこれらの点を意識しつつ、合議に基づき、各弁護士の個性や創造力を加えて、準備書面を作成しています。