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高次脳機能障害3級高齢者提示2.3倍で示談|交通事故 弁護士

京都府 示談

■高次脳機能障害(判例087)
■後遺障害等級:3級 確定年:2011年
■京都府 示談

被害者の状況

①72歳・女性(主婦)
② 被害者が原付バイクで直進中、後方から被告タクシーが追突
③ 脳挫傷による高次脳機能障害3級
④ 被害者の障害は高次脳3級としては大変重く、家事が満足にできない状態で、デイケアに通う日々だった。

認められた主な損害費目

損害額(単位:万円)

 

逸失利益

約1,460万円

休業損害

約560万円

将来介護料

約900万円

傷害慰謝料

約350万円

後遺障害慰謝料

約2,000万円

その他

約730万円

損害額

約5,490万円

既払控除(自賠責)

-約200万円

既払控除(任意)

-約2,140万円

※調整金

約340万円

最終金額

約4,000万円

※弁護士費用及び遅延損害金相当額

詳細

加害者の主張

害者側の損保会社からは、自賠責保険の他に1,740万円の示談提示(逸失利益1,300万円、慰謝料1150万円、将来介護料1日1,500円を前提に算出)があった。

示談の内容

①当事務所に相談に来られたときは、すでに自賠責で後遺障害3級の認定を受けた後で、2,144万円(本来は2,219万円だが高齢のため減額)を受け取っていた。

②当事務所は逸失利益2,000万円のほか、遺障害慰謝料1,450万円、他失利益は1300万円、さらに調整金としては高額な850万円も要求したところ、結果的に損保提示の約2.3倍にあたる4,000万円で示談することができた。

③77歳、高次脳機能障害3級で合計6,200万円という示談解決は、訴訟にも匹敵する極めて高額な結果だった。

当事務所のコメント

本件の示談で認定された将来介護料日額3,000円は、裁判以外では特筆すべき高額といえる。これらは全て当事務所の実績が評価され、損保会社との示談に生かされたものだと自負している。